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2018年9月 1日 (土)

富士山登山(6)~職場と家族とを思う

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写真31 湖の三日月形の形状から、正面は山中湖村だと思う。その延長戦に丹沢山系と東京があるはずだ。丹沢は見えるが6合目からは東京は見えない。

Photo

図1 富士山と東京と川崎(GOOGLE MAPより引用)

この図は帰宅してから抜粋したものである。富士山と東京の間は、約100㎞である。

この夜10時頃、7合目の山小屋の外で東京方面と神奈川方面の夜景を眺めた。

そのことを、この記事を書きつつ思い出している。

富士山から職場のある東京、長女の住む東京の夜景を眺めた。

少し右へ視点を移すと、我が家のある川崎市と近くに住む次女の住宅地付近の明かりが目に入る。

「意外と私たち夫婦と次女の住まいが近い」ことに気づく。

そして、大東京の超高層ビル群らしい灯の塊が夜景の中に浮かんでくる。

その中にぽつりと一人で長女が暮らしている。

8年前までは東京で私たち夫婦と3人で暮らしていた。しかし、退職しついの住まいを求めて私たちは川崎市へ移住し、その結果東京で一人住まいすることになったのだ。

楽しく暮らしているのか、闘っているのか、それは私にはわからない。

ただ大東京の明かりは圧倒的な迫力を闇の中に映し出している。

その下で二人の娘を育て(たのは家内だけれども)、いろいろな人生を過ごしてきた。

苦しいときも悲しいときも、そしてうれしく楽しいときもあった。

これだけ年を経て来ると、思い出に残っているのは楽しいことや嬉しいことだけとなる。

小さなことで苦しんだり、悲しんだりする。それも人生だが、そんなものはいずれ時間とともに忘れてしまうものだ。楽しいときに精一杯楽しもう。うれしいときに精一杯喜ぶのだ。

色即是空 空即是色(しきそく ぜくう くうそく ぜしき)という釈迦の詩「般若心経」の中にある一節は、そのことを教えてくれている。

☆私流解釈(松原泰道氏の最後の般若心経より学んだことも影響している)

色(しき)はあなたの体(BODY)のことで、体はカラフルなものだ。温泉に入れば赤くなる。その体は、すなわち、是れは空(くう)なるものだ。

つまり、あなたのカラフルな体は、いずれ時間の経過とともに灰になり、空虚な存在となることは確実なことであるという意味である。

そんな空(くう)なるあなたの体なんだから、生きている間くらいはカラフルに、色鮮やかに精一杯生きなさい。空(くう)なればこそ、精一杯色(いろ)鮮(あざ)やかに生きよ。

どうやら嫌な思い出をこの山の上で思い出さなかったようなので、私はこの8文字の人生を送ってこれているらしい。

どうか、家族の皆もそうあってほしい。

誰もが元気で明るく生きていけることほどうれしいことはない。

夜景の写真はラクラクホンの撮影なので、どれほどきれいに映っているかわからないが、後日掲載したい。

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