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2017年6月28日 (水)

新井白石とシドッチ(その7) 豊後国の春日浦

Photo

春日浦(春日神社の位置)と大分県庁と王子中学校(google mapを引用)

ザビエルの上陸した春日浦の地点にマークを付けている。埋め立てにより海岸線は北へ広がっているが、おそらく地名の通りマークの位置が春日を運んだ来たザビエルの上陸した地点であろう。
そこから大友宗麟の居城である現在の大分県庁まではおよそ1.5㎞ほどである。
偶然であろうが、その方向から右手に直角の方向に1.2㎞ほど行くと、私が卒業した市立王子中学校がある。

Photo_2

春日神社付近(google mapを引用)

Photo_3

春日浦から王子中学校(google mapを引用)
 
少しシドッチからは脱線するが、豊後国が最初のポルトガル人とおそらく布教推進する役目の人物の上陸地であることを知ったので、記事を検索してみた。
 
下記を発見した。
 
「九州のキリシタン・ロードをゆくⅡ」
http://tenjounoao.waterblue.ws/travel/kyusyu2.html
 
「春日浦バス停
感慨に耽っていたらあっという間に午前中が終わってしまいそうなので、車に乗って港方面へ。
 
行ってみたいのは勢家・春日浦。ザビエルが上陸した港町です。」(同上より抜粋)
 
大分市に春日浦の名を見て、私は懐かしさを覚えた。
 
家族で正月は春日神社にお参りしていたのだ。
 
しかし、春日局は宗麟のお膝もとの佐伯で家光を生み、大奥で権勢をふるい、茗荷谷の切支丹屋敷へ行くのに春日通りを通ったばかりの私は、大分市に同じ春日の名があることをいまさらながら思い出すことになった。
 
さらに驚いたのは、その春日浦はザビエル上陸の記念すべき浜だったことである。
 
私は、相当に昔のことであるが、その浜からあがってまもなくの、近くの公立王子中学校を卒業していたのだった。
 
なぜ「王子」の名が学校についているのかわからなかったが、ザビエル上陸の浜から上がって最初に遭遇する教育施設の場に王子町があり、王子中学校があっても何ら不思議はなかったのである。
 
しかし、私の在学中にこの欄に書いたような内容は一切私の耳目に入ってはこなかったのである。
 
地元ではなぜか知られていないことであった。とても不思議である・・・。
豊後国の大名である「王」宗麟の子が「王子」である。
その名代としてローマへ行った男子が大分市にはいた。
 
王子の名代である。
 
「永禄12年(1569年)ごろ、日向国都於郡(今の宮崎県西都市)にて、伊東祐青と母である伊東義祐の娘(通称「町の上」)の間に生まれた。
 
伊東氏が島津氏の侵攻を受け、伊東氏の支城の綾城が落城した際、当時8歳だったマンショは家臣の田中金太郎(のちの堀川国広)に背負われ豊後国に落ち延びる。
同地でキリスト教と出会い、その縁で司祭を志して有馬のセミナリヨに入った。
 
そのころ、巡察師として日本を訪れたアレッサンドロ・ヴァリニャーノは、キリシタン大名・大村純忠と知り合い、財政難に陥っていた日本の布教事業の立て直しと、次代を担う邦人司祭育成のため、キリシタン大名の名代となる使節をローマに派遣しようと考えた。
 
そこでセミナリヨで学んでいたマンショを含む4人の少年たちに白羽の矢が立てられ、マンショは大友宗麟の名代として選ばれた。
 
これはマンショが宗麟の姪(一条房基子女)の夫である伊東義益の妹の子という遠縁の関係にあったためで、本来は義益の子で宗麟と血縁関係にある伊東祐勝が派遣される予定であったが、当時祐勝は近江国安土(現・近江八幡市安土町)にいて出発に間にあわず、マンショが代役となったという。」(伊東マンショ-wikipediaより)
 
有馬のセミナリオでマンショは教義を学ぶが、有馬とは現在の南島原市である。
 
私は王子町に伊藤マンショが住んでいたといま感じている。
 
私の卒業した中学校の在所である。
 
16歳で下宿先のおじさんのカブ(バイク)を深夜にこっそり無断借用して山々を駆け巡ってきた思い出が湧いてくる。

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