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2016年11月13日 (日)

湯当たり体験 草津、さいのかわら温泉

「こうすると湯当たりして失神する」という失敗談を以下に述べます。
 

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SH3B0446@80 西の河原公園駐車場から温泉のある方向を眺める
 
「西の河原」の読み方がわからなかったので調べました。
 
「草津温泉の名所「西の河原公園」 大露天風呂で日帰り温泉もできますよ♪」
http://blog.livedoor.jp/keinosora/archives/38069093.html
 
ここに命名の由来今昔がかかれていました。
風呂の景色も一部出ています。
 
昔は「にしのかわら」だったけど、今は「さいのかわら」だそうです。
やっぱり・・・。
 
「ちなみに、「西の河原」=「にしのかわら」が本来の読み方であって「さいのかわら」と読むのは誤読だったらしいのですが、現在は写真のように、看板や案内図にも「SAINOKAWARA」と読みが書かれていますので、「さいのかわら」と呼ぶのが一般的になっているようです。
 
硫黄のにおいが立ち込める荒涼とした河原の様子が、確かに「賽の河原(さいのかわら)」を連想させるんですよね。」(抜粋終わり)

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SH3B0448 最近は熊に遭うニュースが多い。

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SH3B0452 200mほど坂を下ります。

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SH3B0455 小川から湯気が
 
その「賽の河原」から生還して自宅で読み方を調べているところですの、やっぱりという印象でした。
 

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SH3B0459 西の河原温泉(林の中に見える長方形の囲いの中です。100円コインロッカーは脱衣場に用意しています。

Sh3b0461

SH3B0461 温泉の下方に広がる西の河原公園
 
以下は硫化水素による軽い中毒症状ではないかという私個人の推理ですが、中には、
 
「高湯温泉の場合、一度の入浴は15分以内にすべきです。それ以上の長湯をすると亜硫酸ガスによる中毒の危険があります。」という説もありますので、真相は不明です。
http://www.onsenkagaku.com/special/01_02.html
 
一つの勝手な私の仮説としてお読みください。
いくつか符合するところもあったので、硫黄の匂いのする湯が好きな方へ念のためにお知らせします。
 
ちなみに、万座温泉は硫化水素が出るので湯畑へは近づけないそうです。
 
まず賽の河原のことを学習しました。
 
「積み石
三途川の河原は「賽の河原」(さいのかわら)と呼ばれる(「賽の河原」と呼ばれる場所も、後述の恐山のものをはじめとして、日本各地に存在する)。
 
賽の河原は、親に先立って死亡した子供がその親不孝の報いで苦を受ける場とされる。
そのような子供たちが賽の河原で、親の供養のために積み石(ケアン)による塔を完成させると供養になると言うが、完成する前に鬼が来て塔を破壊し、再度や再々度塔を築いてもその繰り返しになってしまうという俗信がある。
 
このことから「賽の河原」の語は、「報われない努力」「徒労」の意でも使用される。
しかしその子供たちは、最終的には地蔵菩薩によって救済されるとされる。
ただし、いずれにしても民間信仰による俗信であり、仏教とは本来関係がない。
 
賽の河原は、京都の鴨川と桂川の合流する地点にある佐比の河原に由来し、地蔵の小仏や小石塔が立てられた庶民葬送が行われた場所を起源とする説もあるが、仏教の地蔵信仰と民俗的な道祖神である賽(さえ)の神が習合したものであるというのが通説である。
中世後期から民間に信じられるようになった。
室町時代の『富士の人穴草子』などの御伽草子に記載されているのが最も初期のものであり、その後、「地蔵和讃」、「西院(さいの)河原地蔵和讃」などにより広く知られるようになった。」(三途川-wikipediaより)
 
この駐車場から400mほど林の中を下ったところに手で触っても熱いくらいの川が流れていて、湯気が川から立ち上っています。
 
その下流の広いエリアを親水公園にしたものですが、公園の中ほどにその湧いて出る熱い湯を入れた大きな露天風呂があります。
それがこれから入る西の河原温泉です。
 
入浴料600円は先日訪問した草津・大滝の湯(900円)に比べると、観光名所にしては安いなあ・・といささか不思議に感じつつ、お金を払い入場しました。
 
土曜日の朝9時過ぎなので、まだ人は少ない。
男湯では若い人や中年、老人といろいろで、10名か20名程度です。
おそらく満員になるほど入浴すれば、見渡したところ1000人か、あるいは数千人が入れる広さです。
ソフトボール球場が露天風呂というイメージです。
 
脱衣場でいくつか注意事項が書かれていますが、もう30年以上全国の日帰り温泉を楽しんでいる私ですので、ざっと斜め読みして、さあ入浴です。
 
ちょっとひっかかったのは「一度の入浴は5分から10分程度にするように」というくだりです。
 
はるばる江戸方面からやてきて、5分で上がって帰る客はいないでしょうなどと、不満を感じながらざぶんと入りました。
 
11月中旬の空気は肌寒く、快晴ですが立っていると震えがきますので、すぐに肩まで浸かりました。
 
向かいには赤松林があり、根元には松茸が生えるのでないかなどと自然を鑑賞しながら、青空を行く白い雲を眺めていました。
 
「少し硫黄の匂いがするなあ」
 
林の左上方の見上げて、先日訪問した白根山山頂付近の湯釜と硫黄の煙の吹きあがる姿を想像し、ここにその源泉が流れ落ちていることを認識しました。
 
この時点で硫黄の煙なら硫化水素だから毒であり、危険だと認識すべきだったのですが、慣れからそこまで慎重にはなれませんでした。
 
箱根大涌谷も別府鉄輪温泉も硫黄で、入浴経験があり慣れていたからです。
 
最初は確かに硫黄の腐卵臭がわずかにしましたが、そのうちにあまり臭わなくなりました。
あとでわかったことですが、腐卵臭は嗅覚の麻痺を誘うようで、腐った卵からも硫化水素が発生するようです。
 
「あまり臭わないなあ」などと思いながら、湯船の湯を両手ですくって鼻孔付近へともっていきました。
 
微風の風によって希釈されているのかと思い、鼻孔を湯船に少しつけて吸ってみました。
「ゴホッ!」
 
鼻の粘膜に強烈な刺激があり、呼吸ができないほどでした。
 
目に指で触れると開けていられないくらい激しい痛みがあります。
 
大滝の湯で確かph2.8と源泉の傍に書いてあって、そこでも目に痛みが走りました。
それよりもここの目の痛みの方が激しいようです。
よく似た目への刺激です。
 
「なあんだ、酸性度が強いのか、硫酸系のせいだな」などと、知ったような顔でのんびり浸かっていました。
 
慣れてくると源泉吹き出し口が気になるので、じわじわと源泉口へと近づきます。
源泉を手に触れると60℃以上あって、触れることも困難なくらい熱いです。
熱湯です。
 
あとから考えると、この付近に高濃度の硫化水素がたまっていた可能性はあり得ます。
それに熱いのを我慢して手で湯を少し掬って(このときの掌の苦痛の様子はご想像におまかせしますが、熱湯すくいです。
少し湯を口に含みました。
 
塩気が少しある程度でそれほどの刺激は感じませんでした。
数cc程度飲み込んだ可能性もあります。
 
口を湿らす程度だったのですが、このときには既に嗅覚が麻痺しかかっていたようです。
大したことないな、などと感じたのは、麻痺していたからでしょう。
 
源泉の周囲は温度が高いので、かなり我慢してその付近に3分ほど浸かっていました。
なぜかそこへ近づくのは私だけでしたが、地元の人は危ないことを知っていたのでしょうか・・・。
 
やはり熱いので、元いた入場口に近い方のぬるま湯へ戻ってきました。
何度か岩場にあがって体を冷やして、また浸かるということを4~5回くりかえし、満足感が得られたので上がりました。
 
脱衣場で、パンツと靴下だけはいて木製椅子に座って噴き出す汗を拭いておりました。
なかなか汗が引かない。
そのうち、汗がむしろ増えてきたような印象を受けました。
 
次の瞬間、意識を失い脱衣場の木製床に倒れました。座椅子から床へなので、30㎝程度でしたので、頭や胸は打っていません。
上手に体を横にして寝たようです。
 
私自身は何秒間意識を失ったのか、わかりませんでした。
意識が快復したとき、左足の踝(くるぶし)の上が内出血して赤黒くなっていました。
左足の膝とかかとの中間付近の内側に、底辺を上方に角を下にした逆三角形の内出血跡が目立って残りました。
 
床に小さな正方形の背もたれの無い木製椅子が2つ離して置いてあり、私は左手の椅子に座っていました。
右へ倒れたので、ちょうど二つの椅子の間に倒れ込んだ形になります。
 
逆三角形マークは椅子の角、靴下を折り曲げてはいていたので、その2重折の靴下の生地模様が内出血マークとして残っていますので、運よく靴下の上から打撲したようです。
もし靴下が無ければ皮膚を破り出血した可能性があります。
湯上りはすぐに靴下を履きましょう。
 
座椅子から崩れ落ちるとき、私の左足が椅子の角にぶっつかったようです。
しかし、どういう格好で座椅子から崩れ落ちるとき、左足の内側を椅子の角にぶっつけるのか、状況が読めません。
タコかイカのような軟体で崩れたのでしょう。
 
打撲傷は指で触れられないくらい痛く、そろそろ膨らみができていて腫れあがりそうな気配です。
北海道銘菓クッキー「白い恋人たち」1枚くらいの厚さですが、バイク運転中にそれは消え去りました。
免疫細胞君たちの仕事ぶりには関心します。
 
以前、東京から名古屋まで東名高速を走ったとき、入り口では頭痛がし咳があったのですが、名古屋出口では治っていました。
このままバイク運転手の風邪を悪化させたらどういう目に遭うのか、免疫細胞君たちはよく理解しているようです。
あるいは脳が理解していて、体液内で休んでいる彼らに急いで血管へ侵入し、患部を治癒しなさいと命令を下したのかも知れません。
リンパ球は血管の細孔を通って体内から血液中へ染み出していくそうですので。
 
元気な免疫細胞君たちは、毎日発生する癌細胞も食べてくれるそうです。
 
温泉の管理人さんに、いろいろお世話になったことにお礼申し上げて、温泉場を去りました。
そこでは、私が想像するよりも早く救急隊員が2名駆け付けてきて、腕の血圧と指先の血中酸素濃度を測定しました。(必要ないとお断りしたのですが、意識がない間に呼んだようです)
 
「それは何ですか?」と聞いて「血中酸素濃度ですが、問題ありません」とのことでした。
 
うすうすそのとき、硫化水素の化学反応と血液から酸素を奪うことで硫化物が血中に生じるのではないかと直感しました。
 
管理人の方は、1日に何人も湯当たりで倒れるので、急患対応は慣れているとのことでした・・・。
運悪く亡くなる方もおられるそうです。
それこそ、賽の河原です・・・。
 
寒くなったので今日から冬用のブーツを着用していたので、靴の皮がさきほどの左足の腫れに度々当たって痛みが出ます。
 
バイクを操縦できるかどうか心配でしたが、何とか操作は支障がありませんでした。
帰宅して夜風呂に入るときには腫れ収まって、痛みもなくなりましたので、バイクに乗っていた6時間の間にほぼ治ったようです。
 
白い恋人たちの1枚分の腫れは完全に消えて、平たくなっていますが、赤黒い内出血のあとは消えていません。
 
バイクはご承知のように倒れやすく危険な乗り物ですから、足の打撲で痛いとかなんとか言ってはおられないということを免疫細胞諸君もよくご存じのようです。
さっさと治してしまっていました・・・。
 
帰り道、よくいく相模原駅近くの麺屋で昼食兼夕食を取りました。
汗を拭いたり口元を拭いたりしたタオルハンカチに少し赤いものが付着しているのに気づきましたが、歯茎からの出血か、唇にでも裂け目ができているのだろうとあまり気にしませんでした。
 
気になっていましたので、実際はどういう原因だったかどうかは不明ですが、帰宅して硫化水素中毒について調べてみました。
 
単なる血管拡張による貧血に過ぎない可能性ももちろんあります。
その場合は、昏倒するケースは少なく、じわあじわと倒れ込むような形が多いように思います。
しかし、20年ほど前ですが、飲酒、ふろ上がりに熱中症で昏倒した体験が一度だけあります。
だから、管理人氏の言われたように、濃い温泉の塩分濃度によって、体内から水分が滲出していき、急に熱中症になった可能性もあります。
だからここでは5~10分浸かったら一度上がるように指導しているとのことです。
 
では、わずか5分で一回湯からあがったら、合計で何回浸かれるのですかと問うと、個人差もあり、その人の疲労度などの状況により異なるとのこと。
 
「硫化水素(りゅうかすいそ、英: hydrogen sulfide)は化学式 H2S をもつ硫黄と水素の無機化合物。無色の気体で、腐卵臭を持つ。空気に対する比重は1.1905である。
 
特徴
空気より重く(比重1.1905)、無色、水によく溶け、弱い酸性を示し、腐った卵に似た特徴的な強い刺激臭(腐卵臭とはそもそも硫化水素が主成分の臭いである)があり、目、皮膚、粘膜を刺激する有毒な気体である。悪臭防止法に基づく特定悪臭物質のひとつ。噴火口や硫黄泉などの臭いが「硫黄の臭い」と形容される場合があるが、硫黄は無臭であり、これは硫化水素の臭いをさしている。
 
人為的な発生源には石油化学工業などがあり、また、下水処理場、ごみ処理場などにおいても、硫黄が嫌気性細菌によって還元され硫化水素が発生する。
また、飲食店などの厨房排水で設置される分離槽や溜め枡内で、閉店後水が動かなくなると非常によく発生する。糞や屁にも若干含まれる。
 
また、自然由来としては、火山ガスや温泉などに含まれる。空気よりも重いため火山地帯、温泉の吹き出し口などの窪地にたまりやすい。」(硫化水素-wikipedia)
 
他に、「[PDF]硫化水素 HYDROGEN SULFIDE 0.概要 0.9.中毒学的薬理作用 ...」も検索でヒットしました。
 
これは、工業などでの重症患者についての記述のようですが、中毒の特徴が詳しく述べてありました。
これほどの体験をする人は稀でしょうけど、こういう知識を持ったうえで硫黄の香りのする温泉を安全に楽しむことができるだろうと思いますので、以下に症状を抜粋します。
 
「中毒症状 

・眼、気道を刺激し、気道刺激が強い場合、暴露後 24-72 時間で肺水腫が出現することがある。16)
・致死的暴露時は昏睡、呼吸抑制、振せん、複視、チアノーゼ、痙攣、頻脈が特徴的。  1、16)   
・800~1000ppm では一呼吸以上でほぼ即死する。ノックダウンといわれるくらい急激で、失 神の際の転倒や転落でけがをすることがある。 18), 24)   
・経皮暴露の場合、全身症状を現すほどではない。 18)   
 
(1)循環器系:血圧低下または血圧上昇       不整脈;頻脈、徐脈、不整脈  1)        
重症では頻脈は一般的である。持続的な心房細動が発生したという報告がある。
これらは通常大量曝露で、低酸素症と乳酸アシドーシスを伴う。24)  心筋梗塞 16) 
 
(2)呼吸器系:気道刺激、呼吸抑制、呼吸停止  
非致死的濃度;胸部圧迫感、呼吸抑制、呼吸困難、チアノーゼ、気管支炎、肺水腫 1、 16、18)        
肺水腫;気道刺激が強い場合、暴露後 24-72 時間に出現することがある。 16)       
高濃度;急速に呼吸麻痺を起こし、突然の虚脱を引き起こす。          
800~1000ppm・30分暴露で、呼吸停止   
 
(3)神経系:中枢神経抑制(呼吸抑制を伴う)       
非致死的濃度;頭痛、発汗、めまい、嗅覚欠如、過敏性、ふらつき歩行、 見当識障害、傾眠、脱力、混乱、せん妄 16)       
高濃度;急激な呼吸麻痺を伴う窒息性痙攣、昏睡、死亡  16)   
 
(4)消化器系:流涎、悪心、嘔吐、下痢  1、2、16)   
 
(5)泌尿器系:まれにアルブミン尿、円柱尿、血尿 16)   
 
(7)その他      
*酸・塩基平衡:乳酸アシドーシス 1、16)      
*皮膚:強い疼痛、痒疹(かゆみ)、焼けるような感じ、発赤、紅斑 1、16)   
重度暴露;チアノーゼ 16)
凍傷;液化ガスに直接触れると、凍傷を起こす。 16)     
皮膚の緑色化;長時間・高濃度暴露時にまれにみられる。 23)      
*眼  :強い刺激作用による結膜炎、結膜充血、眼痛、角膜水疱、複視、眼瞼痙攣   
焼けるような感じ、流涙を伴う眼刺激、羞明      
*鼻 :嗅覚疲労 16)」(前記より抜粋終わり)
 
重症患者の場合は、中枢神経を抑制するので呼吸が止まるようです。
それに、「ノックダウンといわれるくらい急激で、失神の際の転倒や転落でけがをすることがある。」という部分は昨日の私の状況そのものに似ています。
 
しかし、私の場合は「一呼吸以上でほぼ即死」となったのではないので、やはり高濃度とは違います。
 
岩場に立っていて昏倒したら、頭を打ってそのほうが致命傷になるケースも出るでしょう。
 
実体験を思い出してみると、私の場合は軽度の湯当たりではありましたが、いくつか思い当る節も散見されました。
 
湯当たりから33時間が経過していますが、肺水腫らしい兆候は見当たりません。
しかし、麺屋で口を拭いたタオルハンカチにピンクの跡がついていたのは、咳などにより肺から口元へ「ピンク色の泡状の痰」(後述)が出た可能性は否定できません。
 
「肺水腫の症状には、まず息苦しさや息切れがあげられます。
咳やピンク色の泡状の痰が出たり、ぜぇぜぇという呼吸音がすることもあり、自分の意志で呼吸を整えることが難しくなるようです。
 
特に仰向けに寝転がると、呼吸がしにくい状態になるので、夜中に目が覚めてしまうこともあると言われています。こうした呼吸困難は、体を起こして座ると軽減される傾向があるようです。」(肺水腫の症状とは?心不全や登山時にも発症の可能性もある病気の正体」より抜粋)
https://welq.jp/2506
 
「眼、気道を刺激」は、目に湯で濡れ指を当てると感じますし、鼻孔で湯水を啜ろうとしたときに若干ですが気道内に湯面近傍の濃いガスを吸い込んだ可能性があります。
露天風呂ですので、風に吹かれて希釈されていますので、ガスの濃度は薄いものですが、湯船の湯面近傍を両手で包んで匂いを嗅いだりしましたので、その部位は濃いガス濃度であった可能性があります。
 
もし私が硫化水素には「鼻 :嗅覚疲労」があるという知識を備えていたならば、次のような愚行は行われなかったはずです。
 
「露天風呂に入った当初は硫黄の匂いがしたのだが、今はあまり匂わない。おかしいなあ、匂いも変化するのだろうか」
そう感じて、湯を両手で掬って鼻の近くへ近づけて大きく濃いはずのガスを吸引したのでした。
 
私の鼻は湯船に浸かっておそらく1~2分後に麻痺していたのでした。
なぜならば硫黄の臭いがするのを喜び堪能できた時間がそれくらい短かったからです。
 
「焼けるような感じ、流涙を伴う眼刺激、羞明」は体験からほぼわかりますが、「羞明」はよくわかりません。
 
「羞明(しゅうめい、英: photophobia)は、強い光を受けた際に、不快感や眼の痛みなどを生じることをいう。
英語では恐怖症を示す「phobia」と付いているが、原因の多くは網膜や視神経に対する過度な刺激による眼科的な要因である。」(羞明-wikipedia)
 
ここまでの現象は温泉ではありえないでしょう。重症患者の受ける毒性にはこういうものもあるようです。
対処はサングラスで遮光することだそうです。

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